桜の盛りは、もう過ぎてしまったが、ことしも桜を満喫した。花見には、一度も行っていないのだが、桜は、交野市の木にも選ばれていて、季節になると、見事なものだ。市民は、ほんの2~3分も歩けば、花見ができる場所を見つけられる人も多いんじゃないだろうか。
交野ケ原の桜は、古くから和歌などにも多く詠まれてきた。交野ケ原とは、石清水八幡宮の南西方向一帯のを指し、現在の枚方市・交野市に広がる地域のことだ。
交野ケ原の桜を詠んだ和歌
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし。
(在原業平・「伊勢物語」)散ればこそ いとど桜は めでたけれ うき世になにか 久しかるべき。
(詠み人知らず・「伊勢物語」又や見む 交野の御野の 桜狩り 花の雪散る 春の曙。
(藤原俊成・「新古今和歌集」)落花の雪にふみ迷う 交野の春の桜狩 紅葉の錦を着て帰る 嵐の山の秋の暮れ…。
(「太平記」の一節)
風景なんかは一変していても、桜の花を美しいと思い、それを愛でる気持ちは、平安の昔から変わっていない。変わらないものには、大切なものが多いんじゃないだろうかと思う。地元の桜の木、大切にしてゆきたいものだ。
交野にはまた、七夕伝説が伝えられていて、それに由来する地名や神社なんかも多い。七夕の季節には、その話題を…
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