
Home > ブログ > インターネット広告 > 「数字」が見えるからこそ
「クリック率が15%のバナー!?」
それは、すごく単純な内容のバナーでした。サイズは忘れましたが、幅80ピクセル×高さ80ピクセル程度だったと記憶しています。左サイドバーに掲載された、「本」という文字が書かれただけのものです。15%というのは異常な成功例だったとしても、当時は3%程度のクリックが取れて、ようやくよいクリエイティブといわれていました。
10年以上も昔の話です。当時私はネットマーケティングに強い制作会社に在籍しており、様々な経験をさせていただいていました。一中小企業の一部署が、インターネット広告売上で全国3位になるという快挙も経験。その頃から考えると、インターネット広告の市場規模は比較にならないほど成長しました。他のメディアの広告シェアを奪うような形でネット広告売上高は右肩上がりで増え続け、その成長カーブは緩やかになりつつあるとはいえまだまだ成長の過程にあるといえます。
広告出稿の狙いも、ブランディングから直接効果を主眼に。重視される数字は、クリックレートからコンバージョンレートへと変化しつつあるといってよいのではないかと感じています。クリックレート3%なんてことは考えられなくなりましたが、ネットユーザーも広告媒体のリーチも拡大していますから、ネット広告に期待される効果もますます高まっています。
ともあれ、ついてまわるのは「数字」です。インターネットの普及にともなう利用者増加という背景があるにせよ、投資効果が見えるからこそこの成長があり、まだまだ様々に展開してゆくものと考えられます。
書き足りなかったこと、書けなかったことも多いのですが、変化が恐ろしく速い分野ですから、いま通用する考え方がずっと通用するとは到底思えません。ですから、当文書で記してきたことも、もはや古い考え方になっているかも知れません。変わらないのは、「数字」を追わなければならないということ、「数字」により評価されるという宿命かなぁ、とつくづく思います。
そのことについては、ある程度書けたのではないかと思っています。