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お気に入りのHTMLマークアップソフト

HTMLのマークアップにez-HTMLを使い出したのは、独立してForWarDとして仕事をするようになってすぐのことだったと記憶しているからもう8年前。友人でもあり、プロジェクトパートナーでもあるデザイナーにすすめられてのことだが、いまではもう手放せないし、他の選択肢については考えることもしないという存在になっている。

ez-HTMLを使い続ける理由

それまでは、市販の高価なソフトウェアを使っていたのだが、まったく使わなくなってしまった。その最新版は、この仕事の必須ソフトのパッケージのなかに入っているので所有しているが、一度起動して最新の機能とインターフェースを確認しただけで放ったらかしのままだ。それだけez-HTMLが気にいっていて、かつ使いやすいのだ。いま他によいHTMLマークアップツールがあるのかどうかさえ永らく探したことがないのだから、使い勝手や機能性、動作性能に満足しているということだろうと思う。

自分にとって、HTMLのマークアップを行ううえで必要と思われる機能は何であるかを、あらためて考えてみた。ez-HTMLにも実装されている機能をその優先順に記述してみると…

バグがないことと動作が軽いこと
以前使っていた高価な某ソフトだが、バグに苦しめられたことがある。HTMLの文字化けがどうしても直らず、技術者に調査してもらってやっと、改行コードのCRLFが、CRLFLFになっていることが原因と分かった。同ソフトには、すべての行の最後にLFを挿入するバグ(仕様?)もあったので、それと関係していたのかも知れない。そうしたバグはなかなか分からないし、苦しめられるとやっかいだ。おまけにコンピュータのリソースを多く必要としたので、動作も重かった。随分前の話であるから、いまでは改善されていることと思うが、「このソフトで編集しましたよ!」的なソースをデフォルトで挿入するのは変わってないような気もする。
そうの点、ez-HTMLではバグに悩まされたこともないし、動作も軽い。ソースコードに自己主張もしない。おまけにレジストリもいじらないので、もし気に入らなかったら削除すればよいので人にもすすめやすく、それもお気に入りの理由だ。
入力支援機能
これは、コードを数文字打つと、そこまででマッチする候補をリストアプしてくれる機能だ。途中まで入力した段階で候補のなかから目的のコードを選択してEnterキーを押せばよいので、入力の手間を大きく省いてくれる。閉じタグなどは、</と入力したところでEnterキーを押せば後はやってくれので間違いもなくなる。加えて、その場所で記述してはいけないタグは入力支援機能が働かない。だから、それでうっかりミスも防げる。だから、コードのデバッグを行なう際には、ほとんど誤りが残っていないという状態だ。
HTMLとCSSの文法検証機能
費用をいただいてウェブサイトを制作するからには、そのHTMLやCSSが文法的に正しいのは当然のことだと思う。なので私は、最低限、W3CのVaidatorにかけて有効(Valid)な文書にすべきだと考えている。ez-HTMLでは、Validatorよりも厳しいと思われる「Another-HTML-lint」と「CSS Validator」での検証が可能。使用してはいけない文字のチェックもしてくれるし、いちいちW3Cサイトに行かなくても検証ができるので便利だ。
文字コード、改行コードの変換機能
最近はutf-8で記述することが多くなったのでそれほど頻繁には使わなくなったが、以前はShift JIS、EUC-JPなどで書く機会も多かった。文字コードが違うと、ブラウザで見た場合文字化けして表示されてしまうし、プログラムのソースコードの場合、改行コードはほとんどがLFなので、これも必須機能だ。
選択機能
コードのデバッグや変更を加えたいときなど、ブロックごとにソース検証を行うことになるので、選択機能があれば便利。ez-HTMLでは、カーソルのある部分が属するブロックをボタン一つで選択可能。それごと削除したり、次のブロックへの移動の手助けになるので、意外と使用頻度は高い。
ブラウザプレビュー機能
この機能については、ブラウザを起動しておいて見たいファイルをドラッグ&ドロップすればいいのでそれほど優先度は高くないが、常に使用する機能。ez-HTMLには、内部プレビュー機能があるがまったくといっていいほど使うことはない。
その他
たいていのエディタには実装されているものだが、文字検索・置換機能。これは正規表現が使えるとより便利で、ez-HTMLには実装されている。

あったらいいなと思う機能

悪いところばっかり書いてしまった某ソフトだが、非常に重宝した機能もある。まず、パスの変更機能。新しいサイトをつくるとき、そのルートフォルダを起点にプロジェクトが管理される。ファイル名を変更すればリンクする別ファイルのパスが自動的に書き換えられる。削除したときも同様。それと、リンクチェック機能。リンクが切れている不要ファイルを抽出してくれるので、リンクチェックが楽だった。大規模なサイトを制作することになったときには、その機能だけを目的に使用するかも知れない。

ez-HTMLにはそうした機能を求めてはいない。もしあればいいな程度である。ひとつには、そうしてソフトウェアで修正したファイルは、最終的にはひとつつ一つ目視チェックも欠かせないので、手作業で確認・修正するのとそれほど大きな差を感じないこと。もうひとつは、その機能を使わなくてもいいように心がけることで、技術レベルや作業が効率化してきたと感じていることが理由。動作の快適さや、操作性のよさが損なわれることがないのなら、もちろん実装されれば大歓迎なだ。

2011年11月16日投稿|カテゴリー:XHTML & CSS